院長挨拶
長らく、埼玉医科大学総合医療センターのリウマチ・膠原病内科で診療、教育、研究に携わってまいりました。現在、埼玉医科大学学長である竹内勤先生と、診療科長である天野宏一先生のもと、生物学的製剤、JAK阻害薬、様々な新規薬剤について学び、使用してまいりました。大学病院の特徴として、クリニック・病院からの難しい患者様や合併症が多い患者様が数多く集まり、私自身、多くの難しい患者様の診療を行って参りました。
この経験をもとに、大学と同様の最新で安全なリウマチ・膠原病診療を、より身近に提供したいという思いから、川越でのクリニック開業を決意しました。
「より身近」とは?
1. リウマチも膠原病も、自らの不摂生が原因でなるものではありません。しかし、症状により日常生活が制約され、医療機関への通院の時間を要し、金銭的な負担がかかることがあります。そこで、可能な限り平穏で普通の生活に近づけるよう、当院を利用いただきたいと考えています。治療で病気をコントロールすることはもちろん、完全予約制で待ち時間を最小限に抑えます。また、当院は川越駅から徒歩2分であり、駐車場も完備しており、アクセスのストレスを軽減します。どなたもが、病気のなかった人生を目指して診療いたします。
2. 大学では週3日の外来診療を行っていましたが、それでも急に具合が悪くなった方に対応する余裕はありませんでした。予約の取りやすいシステムで、同じ医師が関わることで、より身近で相談しやすい診療環境を整えたいと思います。
3. リウマチや膠原病は専門的な診療が必要ですが、同時に年齢とともに注意が必要な疾患もあります。骨粗鬆症、高血圧、脂質異常症、糖尿病のリスクも管理します。通常の健康診断、がん検診、感染予防のワクチンなどについても情報提供し、リウマチや膠原病の患者様にとって、身近な家庭医としてもお役に立てればと思います。
当院の管理者は私が務めますが、患者様一人一人の人生の主役は患者様ですので、その生活をより良くするためにサポートしていきます。クリニック名の通り、川越だけでなく、埼玉県全体のリウマチ診療に貢献できるよう、微力ながら頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
院長 近藤恒夫
資格
- 医学博士
- 難病指定医
- 日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医・評議員
- 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
職歴
現職
- 埼玉川越リウマチ・膠原病内科クリニック 院長 埼玉医科大
- 総合医療センター リウマチ・膠原病内科 非常勤講師
- 埼玉医科大学 医学教育室 非常勤講師
略歴
- 2005年 横浜労災病院初期研修
- 2007年 埼玉医科大学総合医療センター リウマチ・膠原病内科 助教
- 2010年 慶應義塾大学 リウマチ内科研究員
- 2012年 埼玉医科大学総合医療センター リウマチ・膠原病内科 助教
- 2016年 埼玉医科大学総合医療センター リウマチ・膠原病内科 講師
- 2017年 University of California San Diego (UCSD), the Division of Rheumatology留学
- 2018年 埼玉医科大学総合医療センター リウマチ・膠原病内科 講師(復職)
- 2024年 埼玉川越リウマチ・膠原病内科クリニック 開院